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羽生善治を追い詰めた伝説の棋士・村山聖(さとし) 病と闘いながら全力で駆け抜けた、わずか29年の生涯を描く奇跡の実話

弱冠29歳の若さで亡くなった実在の天才棋士・村山聖[さとし](1969~1998)――。難病と闘いながら将棋に全てを懸けた壮絶な生きざまを描く、感動のノンフィクション小説が待望の映画化。
2000年に発表、各方面から絶賛された『聖の青春』は、専門誌「将棋世界」編集長時代に生前の村山聖と交流のあった作家・大崎善生の渾身のデビュー作。100年に1人の天才と言われる羽生善治と「東の羽生、西の村山」と並び称されながら、名人への夢半ばで倒れた“怪童”の一生を、師弟愛、家族愛、そして羽生ら今も将棋界で活躍する仲間たちとの友情を通して描く。将棋界のバイブル的な一冊とも呼ばれる、号泣必至の大傑作だ。
幼少期より腎臓の難病・ネフローゼを患い、入退院を繰り返した村山聖。入院中のある日、聖少年は父が何気なく勧めた将棋に心を奪われる。その日から彼は、将棋の最高峰・名人位を獲る夢を抱いて、将棋の道をまっしぐらに突き進み始める。羽生善治ら同世代の天才棋士たちとの死闘、自分を見守る師匠、そして父と母の深い愛情。自らの命を削りながら将棋を指し、病と闘いながら全力で駆け抜けた壮絶な一生。
映画は聖が短い余命を覚悟し、「どう死ぬか、どう生きるか」に対峙した最期の4年間の姿にフォーカスして描く。
主人公・村山聖を演じるのは、主演作多数、人気実力を兼ね備える俳優・松山ケンイチ。将棋に全身全霊を捧げた伝説の棋士役というプレッシャーの中、驚異的な役作りで精神面・肉体面の両方から村山聖の真実にアプローチ。撮影終了後に「自分にとって一生に一本の作品になると思う」と語っていた、その静かだが鬼気迫る熱演には誰もが圧倒されるだろう。
聖の最大のライバルであり、松山が本作の“ヒロイン”であると語る羽生善治を演じるのは、東出昌大。今なお棋界の頂点で活躍する実在の人物という難しい役どころを、徹底した役作りで見事に演じる。村山聖=松山ケンイチ vs 羽生善治=東出昌大の両者による緊迫感と臨場感あふれる対局シーンは本作最大の見どころだ。
聖を支えた師匠・森信雄役にはリリー・フランキー。母・村山トミコ役に竹下景子。弟弟子・江川貢役に染谷将太。そして安田顕、柄本時生、北見敏之、筒井道隆ら豪華キャスト陣が脇を固める。
監督に『ひゃくはち』『宇宙兄弟』でヒットを飛ばした俊英・森義隆。人間の知の限界に挑戦し続けた伝説の将棋指しの人生を、師匠、ライバルほか周囲から愛された記憶と共に、愛情豊かに描き出す。脚本は『クローズ EXPLODE』『陽だまりの彼女』の向井康介。最高のキャストとスタッフで贈る、感動のノンフィクション・エンタテインメントが誕生した。